EC-CUBE3インストールガイド
本サイトのダウンロード商品、EC-CUBEサイトからダウンロードしたパッケージのインストール方法について
  • ご契約のサーバが用意している「自動インストール」ではインストールできません。
  • サーバの管理画面でデータベースを作成し、パッケージ(ダウンロード商品)をアップロードし、インストール画面にしたがってインストールします。
  • また、現在インストールされているEC-CUBE3を上書きするものでもありません。ゼロベースでのインストールとなります。
■インストール準備
1 データベース作成
  • EC-CUBE3がインストール可能なサーバでなければいけません。
  • サーバによっては、MySQL・PostgreSQLのどちらかしかサポートしていないものがあります。
  • たとえば「さくらインターネット」共用サービスではMySQLのみ利用可能です。
  • 以下は「さくらインターネット」の作成手順です。
  • 他のサービスもほぼ同様の手順です。
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(1)データベースの設定
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(2)データベースの新規作成
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(3)データベース作成
  • ① MySQLのバージョンを選択
      EC-CUBEのシステム要件を満たすものを選択してください。
      http://www.ec-cube.net/product/system.php
  • ② データベース名:任意
  • ③ データベース文字コードは「UTF-8」を選択
2 ファイルのアップロード場所
  • ダウンロード商品では、ダウンロードした「本体」フォルダ内のすべてのファイルをサーバにアップロードします。
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(1)構築するサイトのURLをドメイン直下で表示する場合
(http://●●●.com http://●●●.jp などで表示)
      
  • サーバによって指定されているフォルダが異なります。
  •   
  • たとえば、wwwフォルダであったり、public_htmlフォルダであったりします。
  •   
  • サーバが指定する場所にファイルをアップロードしてください。
(2)ドメイン下の階層で表示する場合
(http://●●●.com/shop/ http://●●●.jp/shop/ などで表示)
  • www、public_htmlなど、サーバが指定したフォルダに、shopというフォルダを作成し、その中にファイルをアップロードします。
3 アップロードの方法
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(1)FTPで一つ一つのファイルをアップロード
      
  • 【注意点】
  • サーバに合わせたパーミッションでフォルダ・ファイルをアップロードする必要があります。
  • アップロード前にFTPのパーミッションを設定しておきます。

  • 【デメリット】
  • ・アップロードに時間がかかります。
  • ・アップロード途中でファイルが壊れる可能性もあります。

  • デメリットを考えると、お勧めできる方法ではありません。
(2)フォルダ・ファイルを丸ごと圧縮し、FTPでアップロードし、サーバ上で解凍する。
こちらの方法だと、パーミッション変更も意識することなく安全にアップロードできるのでお勧めです。
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【サーバで用意されている解凍機能を利用する】
「さくらインターネット」では、圧縮ファイルをサーバ上で解凍できる機能が装備されています。

  • ① ダウンロードした「本体」フォルダ内のフォルダ・ファイルをすべて選択して圧縮する。
    ここでは、zip形式でファイル名をdata.zipとしています。
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  • ② 圧縮ファイルをFTPでアップロードする。
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  • ③ 管理画面の「ファイルマネージャー」をクリックする。
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  • ④ 圧縮ファイルを選択して、「整理>リモートで解凍」をクリックする。
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  • ⑤ 即座にファイルが展開されます。
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  • ⑥ data.zipは不要となりますので削除してください。
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【サーバに解凍機能がない場合】
  • ①、②は、上記と同様です。ただし、必ずzip形式でファイル名をdata.zipとしてください。
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  • ③ ダウンロード商品に同梱されている「zip.php」を利用します。
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  • ④ zip.phpをdata.zipと同じ場所にアップロードします。
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  • ⑤ ブラウザでzip.phpにアクセスすると、その時点で圧縮ファイルが展開され、ブラウザに「成功」と表示されます。
    FTPでフォルダ・ファイルが表示されない場合は、FTPを更新してください。
* *
  • ⑥ zip.phpにアクセスできない場合は、フォルダ・ファイルのパーミッションをご確認ください。
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  • ⑦ data.zip、zip.phpは不要となりますので削除してください。
■インストール
インストールファイル(install.php)はhtmlフォルダにあるので、htmlフォルダ内のinstall.phpにアクセスします。

◆構築するサイトのURLをドメイン直下で表示。ドメイン直下にファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com http://●●●.jp などで表示)

▼アクセス先URL
---------------------------------
http://●●●.com/html/install.php
---------------------------------

◆ドメイン下の階層で表示。ドメイン直下にshopフォルダを作成し、そこにファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com/shop/ http://●●●.jp/shop/ などで表示)

▼アクセス先URL
---------------------------------
http://●●●.com/shop/html/install.php
---------------------------------

以下は、「さくらインターネット」のインストール画面です。
他のサービスでもほぼ同様です。

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(1)install.phpにアクセスします。
[推奨]メッセージは特に問題ありません。
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(2)アクセス権限が正常であることを確認し「次へ進む」
*
(3)「セキュリティの設定>管理画面のディレクトリ名」は、管理画面のURLになります。
例としては、admin、kanriなど、名称は自由です。
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(4)データベースを作成した際の情報を入力します。
ポート番号は、たいていの場合空欄です。(サーバサービスを確認)
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(5)チェックしないで、そのまま「次へ進む」
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(6)途中、警告メッセージが出た場合もそのまましばらくすると画面が切り替わります。
インターネット接続環境によっては、タイムオーバーになってしまう場合があります。その時は、ブラウザを更新してしばらく待ちます。
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(7)インストールが完了します。
「管理画面を表示」をクリックし、(3)で入力した「管理画面ログインID」と「管理画面パスワード」でログインしてください。
*
(8)html/install.phpを削除
管理画面のURLも確認しておきましょう。
■インストール直後
インストール完了後、フロントページを開き画面を確認してください。

◆構築するサイトのURLをドメイン直下で表示。ドメイン直下にファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com http://●●●.jp などで表示)

▼フロントページのURL
---------------------------------
http://●●●.com/html/
---------------------------------

◆ドメイン下の階層で表示。ドメイン直下にshopフォルダを作成し、そこにファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com/shop/ http://●●●.jp/shop/ などで表示)

▼フロントページのURL
---------------------------------
http://●●●.com/shop/html/
---------------------------------

URLの html/ は、想定外です。
EC-CUBE3では、必ずこのようなURLでインストールされるので、「html」を削除する作業を行わなければなりません。

次の「URL変更(URLから html を削除)」にしたがって作業を行ってください。

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(1)トップページ(本サイトのダウンロード商品)
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(2)商品一覧ページ(本サイトのダウンロード商品)
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(3)商品詳細ページ(本サイトのダウンロード商品)


■URL変更(URLから html を削除)
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(1)htmlフォルダ内の下記ファイルを1つ上の階層に移動します。
.htaccess
index.php
index_dev.php
robots.txt
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(2)次のファイルを修正します。
① ■index.php(1箇所)
---------------------
require __DIR__.'/../autoload.php';
---------------------
↓【変更】
---------------------
require __DIR__.'/autoload.php';
---------------------

② ■index_dev.php(3箇所)
---------------------
'/../autoload.php'
---------------------
↓【変更】
---------------------
'/autoload.php'
---------------------

---------------------
'/../app/config/eccube/config_dev.yml'
---------------------
↓【変更】
---------------------
'/app/config/eccube/config_dev.yml'
---------------------

---------------------
'/../app/cache/profiler'
---------------------
↓【変更】
---------------------
'/app/cache/profiler'
---------------------
*
(3)EC-CUBE3のインストール後、サーバに下記ファイルが生成されているのでダウンロードして修正します。
■/app/config/eccube/path.yml

7行目付近、
---------------------
root_urlpath:の[/html]を削除する
---------------------


「html」なしでアクセスし、表示されることを確認してください。

◆構築するサイトのURLをドメイン直下で表示。ドメイン直下にファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com http://●●●.jp などで表示)

▼フロントページのURL
---------------------------------
http://●●●.com/
---------------------------------

▼管理画面(管理画面のディレクトリ名をadminに設定した場合)
---------------------------------
http://●●●.com/admin/
---------------------------------

◆ドメイン下の階層で表示。ドメイン直下にshopフォルダを作成し、そこにファイルを置いた場合。
  (http://●●●.com/shop/ http://●●●.jp/shop/ などで表示)
▼フロントページのURL
---------------------------------
http://●●●.com/shop/
---------------------------------

▼管理画面(管理画面のディレクトリ名をadminに設定した場合)
---------------------------------
http://●●●.com/shop/admin/
---------------------------------
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